この解説は、C++ に入門したばかりの中高生レベルを想定して、考察の方法、コードの書き方の解説をします。

問題の要約と考察

• 鉄道とバスを使って、移動をします。
• 鉄道の運賃は \(X\) 円です。
• バスの運賃は元々 \(Y\) 円ですが、半額になる特別券を持っています。
• 移動にかかる費用を求めてください。

これを立式すると \(X + Y \div 2\) で求めることができます。

実際のコード例

求める答えは \(X + Y \div 2\) である。割り算は C++ では / 記号を使って \(X+Y/2\)と書く。

（\(Y \div 2\) は分数として書くと \(Y/2\) と書けることをイメージすると分かりやすい。）

実際のコード例は以下の通りである。

コード例 (実際の提出のリンクはこちら)

#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main(){
    // int 型の変数(箱)を2つ作る
    int X, Y;

    // cin で入力を順番に受け取ることができる。「>>」で区切ること（<<ではない）
    cin >> X >> Y;

    // 求める答えは X + Y ÷ 2 である。割り算は C++ では / 記号を使う。
    // answer という変数(箱)を用意して、これに計算結果を入れる
    int answer = X + Y/2;

    // cout を使うと答えを出力することが出来る。「<<」で区切ること（>>ではない）
    // endl で改行する。
    cout << answer << endl;
}

また、以下のように書くこともできます。

コード例 (実際の提出のリンクはこちら)

#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main(){
    int X, Y;

    cin >> X >> Y;
    
    // この様に、直接計算結果を cout で出力することも出来る
    cout << X + Y/2 << endl;
}